三重県ってどんなところ?|三重の概要と特徴、文化・歴史・観光など

三重県ってどんなところ?

三重県の概要

三重県は紀伊半島の東側に位置する県で、日本の東西文化の境界とも言われています。
大阪・名古屋といった国内を代表する大都市の中間地域であるため、近畿圏と中京圏の両方の文化が共存しています。地方区分では「近畿地方」に属します。

海と山に恵まれ、県南部の伊勢志摩地域には「伊勢神宮」や「熊野古道」などの国内有数の歴史的観光スポットが点在する一方、県北部には日本一の製造品出荷額を誇る中京工業地帯が広がっています。

地域ごとに特色の異なる文化・歴史・産業を持ち、観光地としても高い人気を持つ県です。

三重県の人口

三重県の人口は約174万4千人(2022年9月)で、47都道府県の中では第22位の人口規模となっています。
県内では四日市市(約32万人)が最も人口が多く、次いで県庁所在地の津市(約27万人)、鈴鹿市(約19万人)、桑名市(約16万人)、松阪市(約14万人)と続きます。
このように三重県の人口は複数の都市に分散し、中規模の都市が多く存在していることが分かります。
また、県内に県庁所在地よりも人口の多い市が存在する珍しい県の1つです。

三重県の地理・地形

三重県は南北に細長い形をした県で、西側には鈴鹿山脈・布引山地・紀伊山地といった山々が存在しています。県の東部にかけては伊勢平野が広がり、太平洋に面しています。
北部は揖斐川・長良川・木曽川、そして養老山地が存在し、岐阜県・愛知県との県境にもなっています。南部には熊野灘沿岸にリアス式海岸を形成し、熊野川が和歌山県との県境になっています。

富山県の地図

三重県の気候

三重県は南北に細長い形で、その上に平野・盆地・山地などが存在するため地域によって多様な気候が見られます。

三重県北部の気候

山間部を除くと県内では最も雪が積もる地域です。冬には北西の偏西風が強く、鈴鹿山脈から吹き抜ける風は「鈴鹿おろし」と呼ばれています。

三重県中部(伊勢平野・伊賀地方)の気候

中部の伊勢平野では年間平均気温が約15℃、年間降水量は1,600mm~2,000mmと比較的温暖な気候となっています。
しかし西側の伊賀地方は盆地特有の気候で夏は気温が上がりやすく、冬は1月の平均気温が約3℃と県内でも最も寒さが厳しくなります。変化の大きな気候が特徴です。

三重県南部(志摩半島・東紀州)の気候

伊勢湾に面している志摩半島は特に海洋性気候の傾向が見られ、気温の変化が小さく真冬でも氷が張るほど冷え込むことは珍しいです。
熊野灘に面する東紀州は全国的にみても特に雨が多い地域となっており、尾鷲市では年間降水量が4,000mmを記録するなど、日本有数の多雨地域となっています。

三重県の文化

三重県は地理的にも東日本と西文化、関西地方と東海地方の交流点であり、両方の文化的特徴を見ることができます。
名古屋との関わりが強い北部地域では東日本や東海地方の影響が強く、大阪・京都など関西地方との関わりが強い伊賀地方は西日本や関西の文化的影響が強い傾向にあります。
また、「お伊勢参り」のような古来からの日本を代表する文化が誕生し現代でも続いている場所でもあります。

三重県のことば・方言

多くの文化が混ざる三重県ですが、使用される方言は主に近畿方言に属しています。アクセント的にも関西弁に近い言葉で、広くは三重弁と呼ばれていますが細かく見ると伊勢弁・伊賀弁・志摩弁・紀州弁など、地域によって若干の違いも存在しています。
否定の際に語尾に「~やん」をつけるのが特徴的で、「~できない」を「~できやん」といったような使い方をします。

三重県の食文化・グルメ

三重県を代表するグルメとしては伊勢エビ、松阪牛といった高級食材が特に有名です。
北部では桑名のはまぐり、四日市のとんてき、伊賀地方では豆腐田楽や伊賀牛、伊勢志摩地域では伊勢うどん、南部ではめはり寿司やみかん、と様々なグルメがあり、海の幸・山の幸ともに豊富な食を楽しむことができるのも自然豊かな三重県の特徴です。

「名古屋めし」として有名になっている「天むす」が実は三重県発祥であるなど、食文化では名古屋と近いものがあったりもします。
ご当地銘菓として全国有数の知名度を持つ「赤福餅」も忘れてはいけない三重グルメの代表格です。

三重県を代表するご当地グルメ

赤福餅
松阪牛
伊勢エビ
はまぐり
四日市とんてき
天むす
津ぎょうざ
伊賀牛
伊勢うどん
亀山みそ焼きうどん
てこね寿司
めはり寿司

三重県の経済・産業

四日市市中央通りの風景
四日市市中央通りの風景

三重県の県内総生産(GDP)は約8兆4114億円(2018年度)で、47都道府県の中では第19位の規模を持ちます。
有名な観光スポットやグルメも多く観光業が盛んな三重県ですが、中京工業地帯に含まれることもあって製造業で働いている人の割合が最も高くなっています。

三重県の工業

石油化学工業やコンビナートで知られる四日市市を中心に、三重県北部は中京工業地帯に属しており重工業がとても盛んです。四日市市の製造品出荷額は市町村別で全国第10位(2019年)と非常に高く、近畿地方の中では大阪市・神戸市に次ぐ規模となっています。
日本の大手輸送機器メーカー本田技研工業の生産・研究開発拠点も鈴鹿市に所在しており、輸送用機器の商品も三重県から数多く出荷されています。

三重県の農業

三重県では豊かな自然環境を活かした農業が盛んに行われており、生産量が全国第3位の緑茶(伊勢茶)や、東紀州地域で栽培されるミカン、畜産では全国的にも人気の松阪牛や伊賀牛が特に有名です。
また、「みえの伝統野菜」「みえの伝統果実」として三重なばな・伊勢いも・松阪赤菜・市木オレンジ・五ヶ所小梅などが選定され、県としても農業を通した地域活性化に力を入れています。

三重県の水産業

伊勢湾や熊野灘に面している三重県では、高級食材として人気の高い伊勢エビ(全国第1位)やアクセサリーに使用される真珠(全国第3位)を代表とする水産業が盛んです。
他にもアワビ・サザエ・ハマグリ・イワガキなどの貝類や、カツオ・サバ・トラフグなどの魚類も全国上位の生産量を誇るなど、三重県では水産業も盛んに行われていることが分かります。

三重県の歴史

三重県の歴史としてまず挙げられるのが日本最高位の神社と称される「伊勢神宮」です。

伊勢神宮は内宮・外宮をはじめとする125の宮社で構成され、およそ2000年前に建立されました。日本の最高神とされる天照大神(アマテラスオオミカミ)が祀られ、三種の神器の一つ「八咫鏡(やたのかがみ)」が安置されています。日本の歴史や皇室とも深い関りがあり、日本神話に語られるほどの古来から現代に至るまで多くの日本人の信仰を集め続けています。

三重県の歴史と発展は伊勢神宮から始まったと言っても過言ではないかもしれません。

三重県の観光・名物

伊勢神宮はもちろんのこと、三重県には世界遺産の熊野古道をはじめ、伊賀上野城、関宿といった歴史を感じられる観光スポットが多く存在します。特に江戸時代に始まった「おかげ参り」によって全国各地から伊勢・三重の土地を訪れる人は多く、「一生に一度は伊勢参り」と憧れのスポットになっています。

ナガシマスパーランド、志摩スペイン村、なばなの里、鈴鹿サーキット、鳥羽水族館といったレジャー施設が充実しているのも三重県観光の特徴です。
英虞湾のリアス式海岸、熊野七里御浜の風景、赤目四十八滝などの自然を感じられる観光スポットも豊富です。

歴史・レジャー・自然など、様々な観光や遊び方が楽しめることで三重県は旅行先としても人気の都道府県の1つになっています。

三重県を代表する観光スポット

伊勢神宮
おかげ横丁
熊野古道
ナガシマスパーランド
志摩スペイン村
鈴鹿サーキット
なばなの里
鳥羽水族館
四日市コンビナートの夜景
御在所岳(ロープウェイ)
湯の山温泉
伊賀流忍者博物館
伊賀上野城
松阪城
赤目四十八滝
関宿
横山展望台
夫婦岩
鬼ヶ城
丸山千枚田


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