埼玉県ってどんなところ?|埼玉の概要と特徴、文化・歴史・観光など

埼玉県ってどんなところ?

埼玉県の概要

埼玉県は関東地方の中央に位置する県です。県庁所在地の「さいたま市」は2001年に誕生した比較的新しい市で、政令指定都市に指定されています。

埼玉県は日本の中枢である首都圏を支えるベッドタウンとして大きな役割を担い、全国47都道府県の中で唯一、100年以上に渡って人口増加を続けています。

県内には国内有数の巨大施設が多く点在し、「さいたまスーパーアリーナ」や「埼玉スタジアム2002」、越谷市にある国内最大のショッピングモール「イオンレイクタウン」など、県内外から多くのイベントや観光客が集まるスポットとしても知られています。

一方で県北部には自然が多く農業が盛んな地域もあり、その規模や多様性から「日本の縮図」として様々な商品のテスト販売が埼玉県内で行われることもあります。

埼玉県の人口

埼玉県の人口は約733万2千人(2023年1月)で、47都道府県内では全国第5位の人口規模を有します。
人口密度も全国第4位と高いですが昼夜間人口比率が88.5%と非常に低く、昼間の人口流出が全国第1位であることからベッドタウンとしての性質が強い点が最大の特徴と言えます。

県内で最も人口が多い「さいたま市」は2001年に浦和市・大宮市・与野市の合併により誕生した市で、2005年には岩槻市を編入し、現在の人口は約134万人(2023年1月)と全国の市町村の中で第9位となっています。県内第2位の川口市は人口約59万1千人で、全中核市の中で千葉県船橋市(64万6千人)に次ぐ第2位の規模となっています。

埼玉県の地理・地形

埼玉県は関東地方の中心となる内陸部に位置しています。
海に面さない「海なし県」ですが川が非常に多いのが特徴で、利根川・荒川・江戸川などの一級河川をはじめとする大小さまざまな川が流れています。県土に占める河川面積の割合は3.9%で全都道府県の中で最多です。

広大な平野部を有し、さいたま市などでは大規模な商業・ビジネスの中心地が広がるとともに、比較的少ない山岳部では秩父地域や長瀞地域に多くの公園や自然保護区があり観光地として高い人気があります。

埼玉県の地図

埼玉県の気候

快晴日数が全国一と言われる埼玉県は典型的な太平洋岸式の気候です。一年を通じて比較的温暖が気候が続き、夏は厳しい暑さとなります。
特に県北部の熊谷市は国内の最高気温が記録されるなど日本で最も暑い地域と言われています。

埼玉県西部(秩父地域)の気候

自然が多く残る秩父地方は内陸性気候で夏は涼しく過ごしやすく、冬は寒さが厳しく積雪も見られます。降水量は比較的多く、春と秋は穏やかな気候が続きます。特に紅葉が美しい秋は観光にも最適です。

埼玉県南部の気候

埼玉県南部は温暖な気候で風も弱く、県内では比較的過ごしやすい気候といえます。冬の山間部では冷え込むことも多いですが秩父地域ほどの冬の厳しさはありません。

埼玉県北部の気候

埼玉県北部は県内の他の地域よりも気候が高く、熊谷市では夏に最高気温が40度を超えることもあります。2018年7月には41.1度の歴代最高気温を記録しています。
雨は少ないですが冬は季節風によって強い風が吹きます。

埼玉県の文化

埼玉県には伝統文化や歴史的な建造物が多く残り、小江戸と呼ばれる川越の町並みはその歴史的な価値と美しさから多くの観光客で賑わいます。

秩父市では毎年12月に300年以上続く「秩父夜祭」が開催されます。京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大美祭・日本三大曳山祭に数えられ、2016年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

全国の成人文化の代名詞でもある「成人式」(成人の日)は埼玉県発祥の文化であり、1946年に埼玉県蕨市(全国で一番小さな市)で行われた「青年祭」がルーツになったと言われています。

埼玉県のことば・方言

埼玉県は東京都に近くベッドタウンとして県外からの転入者が多いこともあり、特定の方言よりも共通語・標準語が多く使用されています。
県西部の秩父地方には秩父弁が存在し、隣接する群馬県や山梨県の方言と共通する部分も見ることができます。

埼玉県の食文化・グルメ

埼玉県の食文化は地元で生産される野菜や農産物、伝統的な和菓子や洋菓子、名物料理などが特徴です。川越の醤油や秩父地方の蕎麦など地域ごとに独自の食文化があり、各地でグルメスポットも充実しています。
うなぎの蒲焼は江戸時代に中山道の宿場町であった浦和(現さいたま市)発祥で、現在でも人気のグルメです。
「ガリガリ君」で有名な赤城乳業のアイスや、手打ちうどんで有名な「山田うどん」も埼玉県が発祥です。

埼玉県を代表するご当地グルメ

深谷ネギ
草加せんべい
十万石まんじゅう
いがまんじゅう
うなぎの蒲焼
わらじかつ弁当
加須うどん
ゼリーフライ
コエドビール
みそポテト
豆腐ラーメン
北本トマトカレー

埼玉県の経済・産業

大宮駅前の風景
大宮駅前の風景

埼玉県の県内総生産はおよそ23兆2千億円(2018年度)で、全国順位では神奈川県に次ぐ第5位の規模があります。
事業社数も全国第5位と多く、卸売り・小売業、サービス、製造、飲食店、宿泊業、建設業の順に続きます。
特に洋菓子やチョコレートの生産額は全国トップクラスで、埼玉県はスイーツ製造県としても知られています。
近年ではスポーツ客や寺社参詣などの産業観光客数が増加傾向にあります。

埼玉県の工業

埼玉県の工業は製造品の出荷額の様々な品目で全国1位となっており、中華麵や菓子類、医薬品製剤、アイスクリーム、精米、化粧水や乳液、、香辛料、段ボール箱などがその例です。
特産品でもある節句人形やひな人形は岩槻市や鴻巣市が全国的にも有名です。

埼玉県の農業

埼玉県の農業は主に米や麦、野菜、花植木、畜産などの分野で形成されています。農業算出額は全国第18位です。
野菜ではブロッコリーやほうれん草の産出額が全国3位以内に位置しています。
深谷ネギで有名な深谷市や熊谷市をはじめとする大里地域は埼玉県の農業中心エリアで観光農園や農産物直売所も多く、新鮮な野菜を求める観光客で賑わっています。

埼玉県の水産業

海がない埼玉県では河川漁業が行われています。
県内には154の河川と265の準用河川や沢など474の漁場があり、マス類、アユ、コイ、フナ、カワサギ、ナマズ、ワカサギ、さらに浦和地区で有名なウナギなど多くの漁業が許可されています。

埼玉県の歴史

埼玉県の歴史は古く、古墳時代からの人々の痕跡が見つかっています。
古代には豪族や武士団が栄え、平安時代には埼玉県北部が武蔵国として独立しました。中世になると武田信玄や北条氏などの戦国大名の支配下にあり、戦乱が繰り広げられました。
江戸時代には川越が交通の要所として発展し、明治時代に入り県制が施行されたことで今の埼玉県となっています。

現代では農業や工業が発展し、首都圏のベッドタウンとしても重要な役割を果たしています。
埼玉県の歴史は古代から現代まで様々な変遷や文化の融合が見られ、その歴史的背景が県の魅力を形作っています。

2024年に発行される新通貨からは深谷市出身で明治・大正時代を代表する実業家「渋沢栄一」が新1万円札の肖像画に選ばれています。

埼玉県の観光・名物

埼玉県には魅力的な観光地や名物が数多くあります。
歴史的なものでは”さいたま”の地名の由来となった行田市埼玉にある古墳群や吉見百穴、川越の古い町並みや歴史的建造物、徳川家ゆかりの喜多院も人気です。

また、埼玉県の三大祭(秩父夜祭・川越祭り・熊谷うちわ祭)では計75万人も見物客が訪れ、勇壮豪華に彩られた伝統行事を楽しむことができます。コンサートやイベントでは全国から多くのファンが集まるさいたまスーパーアリーナも埼玉県を代表するスポットの一つです。
都会を離れ、秩父の美しい自然やパワースポットで心身ともに癒されるのもオススメです。

埼玉県を代表する観光スポット

埼玉古墳群
吉見百穴
喜多院
三峯神社
秩父神社
長瀞ライン下り
小江戸川越(時の鐘、菓子屋横丁)
イオンレイクタウン
西武園ゆうえんち
所沢航空記念公園
首都圏外郭放水路
三井アウトレットパーク入間
東武動物公園
県営さいたま水族館
ムーミンバレーパーク
羊山公園
さいたま市大宮盆栽美術館
岩槻人形博物館
さいたまスーパーアリーナ
さいたまスタジアム2002
ベルーナドーム
サイボクハム
巾着田
高麗(こま)神社
調(つきのみや)神社
おふろcafé utatane


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